- 後期高齢2歳爺。パート勤務の薬剤師。不惑の倍を生きんとするも、いまだに惑い続ける団塊老人です。
- 近い将来の自分のためと、寝たきり介護用「臥位排泄用具」の工夫にこだわっています。
- 終末期の寝たきりは、誰もが遭遇する可能性が高い現実です。しかも、かなりの高確率で…。これはもう、ホラーです。何より怖いのは、寝たきり → 陰鬱な気分 → 認知症の加速や誘発 → 自分が壊れていくという流れ。だからこそ、悲惨さの要因を明らかにし、寝たきりになったとしても「自宅で普通の生活を送れる」ような道具立てを作ろうと考えました。それが「におわない介護」。これは、かなり普遍的な課題だと思っています。
- 豪華な介護施設に入居できるのはごく一部。そのごく一部でさえ、寝たきりになった時の悲惨さはほぼ変わりない。自分を含め、大多数は経済的にも自宅介護以外の選択肢がありません。そして、自宅介護ベースでなければ、家計も財政も破綻するという流れです。
- 自動排泄処理機もありますが、寝たきり初期の「まだ排泄制御能力がある段階」で、垂れ流しを受け入れるのは辛い。常時装着は快適とは言えず、100万円近い価格のものを予め購入する気にはなれません。持てる能力があるのに垂れ流しを続ければ、廃用症候群で排泄制御能力を失います。そして、認知症行き特急で 気塞ぐる末期の一人旅。
- 臥位排泄の現状を改善すべきだ――そう思い込むようになりました。寝たきりになると、譫妄なのか認知症なのか判然としませんが、驚くほどの速さで人格を失う例を見てきました。つまり、寝たきりになって介護認定4以上を受けてから介護機器を導入するのでは、遅すぎるのです。
- 自腹で購入できるくらいの安価な介護ツールで、あらかじめ備えておいても邪魔にならないもの
- それを目指しています。現在、サイトのトップページにも記載していますが、少し上体を起こした姿勢で排泄できる、あらゆる寝具に対応した「サポートマット法」を考案中です。
- 余計なことに手を出し、あれこれ考えを巡らせたり、木工に励んだりして、ただでさえ窮屈な年金暮らしをさらに逼迫させています。躊躇いもありますが、衰えつつある脳細胞のニューロンを繋ぎなおしながら、かろうじて認知を発症せずに持ちこたえている――そんな状況です。
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